| 2002年3月29日公開製作・配給…新東宝映画
 ○スタッフ○監督…深町章
 企画…福俵満
 脚本…岡輝男
 撮影…清水正二
 録音…シネキャビン
 編集…酒井正次
 助監督…佐藤吏
 スチール…津田一郎
 ○キャスト○森尾ゆかり…河村栞
 木下冬子…山咲小春
 林彩花…池谷紗恵
 枝川信也…平川直大
 木下健也…岡田智宏
 花沢克己…今野元志
 草野和彦…丘尚輝
 | ○物語○ゆかりは生まれつきの盲目だったが、眼球手術を受けて生まれて初めて視力を持った。最初に恋人の信也の顔を見て、喜びのあまり涙を流し、二人は愛し合った。
 翌日、ゆかりは信也と町へ出た。その帰り道、彼女は初めて来たはずの道を以前通ったことがあり、字も読めないのに「白百合荘」というアパートにも見覚えがあると話した。その後、ゆかりは突然意識を失い、何者かに襲われる女の夢を見た。それはゆかりの眼球の持ち主、冬子が克己にレイプされた時の記憶だった。
 数日後、冬子が殺された現場の近くでゆかりはまた幻覚を見た。気づくと花と線香を抱えた健太が立っていた。その夜も夢にうなされたゆかりは、自分のドナーがどんな人だったか調べる決意をし、健太と接触して話を聞いた。健太は犯人を捕まえたいので協力して欲しいとゆかりに頼み…。
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