2002年11月30日公開
制作…多呂プロ
提供…オーピー映画

○スタッフ○
監督…荒木太郎
脚本…吉行由実
撮影…繁田良司
録音…シネキャビン
編集…酒井正次
制作・録音…小林徹哉
助監督…秀島康夫
スチール…今村成明

○キャスト○
桜木レイナ…富士川真林
中園綾子…汐音
中園亜紀…新郷美奈
高木耕太…高木耕太
高木雄一…松浦浩司
沖野修平…安達栄治
お客…葉月螢
スクリーンの女…ぶん
監督…ウラジミール大屋
父親…支那海東

○物語○
とある田舎町に住む高校三年生の耕太。受験勉強でストレスの溜まっている彼を見かねた従兄弟の雄一は、自分がバイトしているピンク映画館へ誘った。耕太はそこで見た主演女優・桜木レイナに強く惹かれるが、彼女はすでに引退していた。彼は同じ映画を観る為に毎日映画館へ通った。
そんなある日、耕太は夫婦で歩くレイナを町で見かける。レイナは映画業界とは全く関係ない世界に住む沖田と恋におち、女優の仕事に未練を持ちながらも結婚を選んだ。仕事に対しての強い誇りを持ちながらも、彼女は自分がピンク女優であることを沖田に隠していた。耕太は憧れのレイナに会い感動するが、同級生の綾子から沖田が彼女の姉・亜紀の不倫相手であることを知らされる。
数日後、一人で歩いているレイナを見かけた耕太は彼女の後をつけた。やがて彼に気づき問い詰めるレイナ。耕太はファンだと正直に告白した。レイナは夫にバレたら捨てられるのではと悲しく語った。耕太は沖田への怒りに震え…。