| 2005年11月11日公開製作・配給…新東宝映画
 
 ○スタッフ○監督・脚本…深町章
 企画…福俵満
 撮影…清水正二
 編集…酒井正次
 録音…シネキャビン
 助監督…佐藤吏
 スチール…津田一郎
 ○キャスト○宮本武子…吉沢明歩
 吉岡鈴之助…千葉尚之
 吉岡晴江…佐々木麻由子
 吉岡みずき…池田こずえ
 旅芸人・牧太郎…牧村耕次
 | ○物語○高校生の武子と鈴之助は日々道場で剣道に打ち込んでいた。武子は宮本武蔵の末裔で、鈴之助はあの吉岡一門の子孫らしい。武子はいつも男子の制服を着てふんどしを締めている男勝りの美人だ。
 ある日、神社の山門で旅芸人の牧太郎が衣装を着て練習をしていると、稽古を終えた武子が通りかかった。牧太郎は彼女が女だとわかると強引に肉体を奪った。鈴之助はガールフレンドもおらず、欲望をオナニーで処理する日々。部屋でエロ本片手にオナニーをはじめると、母・晴江がいきなり部屋に入ってきた。晴江は鈴之助がセックスのことばかり考えて稽古が手につかないのではと心配し、自らの肉体を捧げた。
 翌日、鈴之助は道場で武子と稽古をするが、どこか上の空だった。そして悩んだ末に晴江との関係を告白した。武子は鈴之助のそばにはいつも自分がいたのにと嘆く…。
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