| 2006年4月28日公開製作・配給…新東宝映画
 ○スタッフ○監督・脚本…深町章
 企画…福俵満
 撮影…清水正二
 編集…酒井正次
 録音…シネ・キャビン
 助監督…佐藤吏
 ○キャスト○野沢亜紀子…里見瑤子
 佐伯悦子…水原香菜恵
 江藤倫子…藍山みなみ
 野沢俊介…平川直大
 佐伯恭司…なかみつせいじ
 沼田…牧村耕次
 | ○物語○人妻の亜紀子は精神科医・佐伯の治療を受けていた。催眠状態にある彼女は電話のベルの音を聞くと絶叫した。夫の野沢は亜紀子が精神に異常をきたすまでの経緯を話し始めた。
 3ヶ月前のある夜、家の電話が鳴ると亜紀子が突然受話器を取り上げ切ってしまった。そして亜紀子は何かを必死で忘れるように野沢を求めた。以来亜紀子は部屋で明りもつけずにぼんやりしていたり、セックスも今度は拒むようになったりと様子を急変させた。
 そんな中、電話のベルが鳴ると、亜紀子は包丁でコードを粉々に切ってしまった。佐伯はその原因を究明すべく野沢に質問を続けた。
 亜紀子の様子がおかしくなった頃、彼女と買い物に出た野沢は街で同僚の沼田と遭遇した。彼こそこの一件の鍵を握る人物だった。やがて沼田をめぐる悲劇が明らかになり…。
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