| 2006年10月27日公開製作・配給…国映 新東宝映画
 製作…Vパラダイス
 ○スタッフ○監督…榎本敏郎
 企画…朝倉大介
 プロデューサー…衣川仲人
 森田一人
 臼井一郎
 脚本…佐藤稔
 撮影…前井一作
 音楽…鈴木治行
 編集…酒井正次
 録音…シネキャビン
 助監督…永井卓爾
 ○キャスト○千代原六…吉岡睦雄
 堂前三七子…麻田真夕
 山本恵美…水原香菜恵
 シュクさん…下元史朗
 中村博美…華沢レモン
 堂前善太郎…中村方隆
 堂前町子…しのざきさとみ
 小林…伊藤猛
 富久主人…金田敬
 富久おかみ…佐々木麻由子
 ホテトル嬢みなこ…青山えりな
 フォークギターの男…川瀬陽太
 浅草の居酒屋の奥さん…伊藤清美
 穴田…佐野和宏
 | ○物語○会社員の六は以前三七子という女と同棲していたが、彼女は六と出会う以前から不倫を続けていた穴田とヨリを戻して出て行った。三七子は「ニコミホッピー」という馬が好きでよく馬券を買っていた。
 六は近所の居酒屋「富久傳」で、飲み仲間のシュクさんから、三七子が穴田と別れたことと、ニコミホッピーが先日の札幌のレースで久しぶりに優勝したことを聞いた。その後彼はホテトル嬢のみなこを呼び、彼女の背中に三七子と同じホクロを描いて抱いた。そして家に帰り一枚の写真を取り出した。田舎の学校の校舎を見ている三七子の後姿だった。
 翌日、六は写真に映っている中学校へ出かけた。そこは三七子の故郷だった。三七子の実家へ行くが留守で、そこへ一人の女が声を掛けてきた。その女、恵美は三七子の友人だと言い、彼女は四日前に車にはねられ死亡し、昨日が葬式だったと話した…。
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