| 2008年5月30日公開製作・配給…新東宝映画
 ○スタッフ○監督…深町章
 企画…福俵満
 脚本…後藤大輔
 撮影・照明…清水正二
 編集…酒井正次
 録音…シネ・キャビン
 助監督…佐藤吏
 スチール…AKIRA
 ○キャスト○テル…里見瑤子
 ミル…華沢レモン
 初江…友田真希
 寺田軍医少尉…川瀬陽太
 山崎衛兵伍長…かわさきひろゆき
 | ○物語○終戦間近。海で海草を採り歩いていたテルは波打ち際に浮かぶ軍服姿の寺田を見つけた。そして彼の前に怪我をした山崎が現れた。テルは山崎の脚に海草を巻き、二人を家に連れていった。テルが患部に手をかざすと、山崎の傷はすぐに回復した。テルは力を使い果たし気絶した。
 寺田はテルの部屋で一冊の手帳を見つけた。表紙には何故か平成二年と書かれていた。寺田はふと妻初江のことを回想した。初江は寺田が自分に飽きてしまったので志願して戦場へ行くのだろうと思っていた。寺田は否定し、二人は熱く愛しあった。
 テルは寺田に夕食を用意した。テルには人の心が読める特殊能力があり、さらにここは地球ではないと、意外な告白をした。約50万年前にテルの種族がセットした時空間装置によって寺田達はこの星へ来たというのだ。一方、山崎にはテルの娘ミルが接触し…。
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