| 2009年2月27日公開製作・配給…国映 新東宝映画
 製作…Vパラダイス
 
 ○スタッフ○監督…いまおかしんじ
 企画…朝倉大介
 プロデューサー…衣川仲人
 森田一人
 臼井一郎
 脚本…港岳彦
 撮影…鈴木一博
 編集…酒井正次
 録音…シネキャビン
 助監督…伊藤一平
 ○キャスト○二宮果穂…吉沢美優
 黒木伊作…尾関伸嗣
 美保…小鳥遊恋
 高橋寛治…古澤裕介
 二宮佳子…伊藤清美
 二宮晴子…山崎康之
 黒木由美…及川ゆみり
 奥貫…守屋文雄
 秀樹…吉岡睦雄
 直子…花咲レイ
 | ○物語○大阪で失業した伊作は宮崎の実家へ帰郷した。果穂は、伊作と喧嘩の末に植物人間状態になった弟・晴彦の介護をしながら、母の佳子と暮らしていた。伊作は町で級友の寛治と出会った。彼は父のパチンコ店を継ぎ、同級生の美保と結婚していた。寛治は伊作に店で働かないかと持ちかけた。一方果穂は上司の重雄と不倫関係にあったが、彼に抱かれながらもどこか上の空だった。伊作は悪夢にうなされ目覚めた。彼の手は血まみれで、背後には浅黒い素足の「何者か」が佇んでいた。翌朝、果穂は雑居ビルの一室にある教会の礼拝へ出かけた。その帰りの電車の中で彼女は伊作と出くわした。伊作は何通も彼女に手紙を送ったことを詫び、何度も頭を下げた。果穂は彼を避けるように電車を降り家に戻ると、伊作からの手紙の山に火をつけた。伊作に惹かれる果穂の心はゆれ…。
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