| 2015年2月6日公開製作…フリーク・アウト
 提供…オーピー映画
 ○スタッフ○監督・脚本…国沢実
 撮影・照明・編集…Project LEM
 助監督…後白河
 スチール…本田あきら
 録音…小林徹哉
 整音…シネキャビン
 効果…梅沢身知子
 技術協力…東映ラボ・テック
 協力…江尻大
 菊島稔章
 大久保礼司
 広瀬寛巳
 
 ○キャスト○疼夕子…桃宮もも
 田村沙織…美咲結衣
 過去の夕子…ほのか夢
 矢代修…平川直大
 須永正之…前沢健太
 倉持章…秋間仙誉
 検察官…村田頼俊
 裁判長…周摩要
 | ○物語○裁判で勝訴する為なら手段を選ばない事で有名な「無罪請負人」の異名を持つ女弁護士・夕子。彼女の事務所に、深夜オフィスで年上の女課長が、男性社員に強姦されたという事件の依頼が来た。夕子はこの手の件には過敏で冷徹さを増す。
 被疑者・矢代と接見をすると、罪を悔やみ、弁護を取り下げようとする彼に、「犯罪者に選ぶ権利はない」と全てを託すように言い残す。そして和解交渉のため、被害者・沙織の元へ向かう夕子。沙織は傷心を拭い全てを告白するが、夕子は矢代を起訴すれば晒し者となり、更に傷つくと彼女を幻滅させてしまう。実は夕子も高校時代にレイプされた経験を持っていた。隙を見せた方が悪いのだと言う夕子に逆上した沙織は、法廷で戦う事を宣言した。
 第一回公判は、夕子が強引な論告を用いてその場を凍てつかせ、優勢のまま終えた。法廷で泣き崩れる沙織。二回目公判も、夕子の優勢は止まらなかった。そんな時、先日の公判を傍聴していた沙織の後輩で部下の倉持が、彼女の無残すぎる姿に同情し、沙織側の証言をすると申し出る。夕子はそれを遮ろうと彼を呼び出し、事務所で強引に押し倒す。屈辱の中でイカされる倉持。
 三回目の公判。倉持は証言できず、矢代が無罪確定と思われた時、罪悪感に耐えかねた須永が倉持を説き伏せ、彼は夕子に脅迫を受けたと暴露する…。
 |  
 
 |