| 2015年10月9日公開製作…ナベシネマ
 提供…オーピー映画
 ○スタッフ○監督…渡邊元嗣
 脚本…山崎浩治
 撮影・照明…飯岡聖英
 編集…酒井正次
 録音…シネキャビン
 助監督…永井卓爾
 スチール…本田あきら
 効果…梅沢身知子
 協賛…GARAKU
 ○キャスト○霞…彩城ゆりな
 恵…夏希みなみ
 久美子…横山みれい
 真弥=ダッシュ…津田篤
 尾崎…山本宗介
 | ○物語○少女漫画家・霞は担当編集者の真弥と付き合っている。ある夜、二人に悲劇が訪れる。二人は口論となり、車道に飛び出す霞、それを追う真弥。
 目覚めた霞は頭に包帯を巻いていた。彼女の前には、真弥の学友だったという精神科医・尾崎がいた。担当スタッフを紹介すると言われ現れたのは、見た目が真弥のセラピー・ロボット「ダッシュ」だった。
 真弥の生前の記憶や想念をインプットされたダッシュは、霞の世話を焼く。霞は漫画を描けなくなっていた。二人の様子をモニターで観察している尾崎。
 霞の声に反応し、受け答えや一般的な生活はできるが、主人と共に成長する感情や表情は、まだ表現できないダッシュ。「偽物の真弥はいらない。本物の真弥を連れてきて」と言う霞の言葉に困惑したダッシュはその場でフリーズしてしまい、尾崎が再起動する。だが、真弥の死を受け入れられず、一番困惑しているのは紛れもなく霞だった。
 感情の高ぶった霞は、あろうことか尾崎を押し倒し、強引に身体を繋ぐ。事後、冷静にそれを見ていたダッシュといつの間にかいた尾崎のメイド型ロボット「恵」に気づく。尾崎は三年前に妻を亡くし、その想いの強さから、妻そっくりな彼女を作り出し、生きてきたのだった…。
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