| 2018年4月13日公開制作…大敬オフィス
 提供…オーピー映画
 〇スタッフ〇 監督・脚本・音楽…清水大敬
 撮影…小山田勝治
 照明…大久保礼司
 録音…荒木俊一
 大塚学
 スチール…田中幹雄
 助監督…清瀬悟朗
 撮影助手…大江泰介
 浪谷昇平
 照明助手…石塚光
 仕上げ…東映ラボ・テック
 ○キャスト○山口裕子…成宮いろは
 美由紀…永井すみれ
 里恵…さとう愛理
 弘美…玉城マイ
 博子…里見瑤子
 よね…三沢亜也
 鮫島権造…森羅万象
 曽根…なかみつせいじ
 尾崎…永川聖二
 前田…フランキー岡村
 山口清彦…野間清史
 米田…橘秀樹
 尾崎の叔父…旭丘太郎
    
 | ○物語○夫に先立たれ、一人で下宿を切り盛りする裕子。その下宿に身を寄せているのは、美大合格へ向け勉強中の美由紀、リハビリセンターのヘルパーをしているヤンキー上がりの里恵、チアリーディングに励みながら就活中の女子大生・弘美、そして唯一の男性であるも冴えない童貞浪人生・尾崎の4人。
 普段からミニスカートの裕子は、掃除中にはセクシーな太ももがチラリと覗く。毎日楽しく過ごせるよう明るく振る舞う彼女だが、実は赤字で下宿の廃業を考えており、夫のいない寂しさから遺影の前で自分を慰めていた。
 美由紀は、過去に義父の鮫島に襲われて家を飛び出し、その時に助けてくれた曽根という男を内緒で部屋に匿っている。その時の諍いで鮫島を事故死させてしまった2人は、咄嗟にその場を逃げて下宿に流れ着いたのだった。ある日、里恵から仕事場にいる厄介な患者の愚痴を聞かされる美由紀。里恵の疚しい過去をネタに脅しをかけ、性行為を強要してくるというその男は、なんと鮫島だった。死んだとばかり思っていた鮫島が生きていたと知った美由紀と、押し入れに隠れていた曽根は思わず声を上げた。それによって曽根の存在は下宿にバレてしまうが、実は裕子の亡き夫・清彦の死の原因も鮫島の嫌がらせだった。
 翌朝、玄関先でバイト帰りの尾崎が倒れていた。書類整理のバイトに行ったはずが産業廃棄物処理に回され、その激務に倒れたのだった。そして、その会社もまた、鮫島のものであることが判明。穏やかだった下宿内に、意外な真実が複雑に絡みあう…。
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