| 2019年4月19日公開制作…Blue Forest Film
 提供…オーピー映画
 〇スタッフ〇 監督…竹洞哲也
 脚本…深澤浩子
 撮影監督…創優和
 編集…三田たけし
 助監督…江尻大
 スチール…阿部真也
 音楽…與語一平
 録音…竹本未礼
 整音…吉方淳二
 監督助手…菊嶌稔章
 撮影助手…高橋草太
 中津愛
 制作協力…望月元気
 仕上げ…東映ラボ・テック
 ○キャスト○木内美和…川上奈々美
 篠田楓…相澤ゆりな
 岡崎咲子…川崎紀里恵
 清水…イワヤケンジ
 岡崎和彦…津田篤
 高井大輝…櫻井拓也
 | ○物語○神社の中からブツブツと呟く声が聞こえる。声の主・美和は「お世話になりました」と書かれたメモが貼ってある紙袋を手に立ち上がる。
 岡崎が営む居酒屋の前、緊張で立ち尽くす美和。出勤してきたバイトの楓が声を掛けると、美和は驚いて逃げ出した。帰宅した美和は酒をあおり、「この度は急に辞めてご迷惑をおかけしました」と、制服が入った紙袋が置かれた棚に向かって頭を下げた。
 美和の叔母・咲子は、彼女を心配して度々電話を掛け、今日も美和の家を訪ねたが不在だった。誰にも会いたくなかった美和は、神社で酒を飲んでいた。不甲斐ない自分へ向けて「しっかりしろよ」と言葉を吐いた。参拝に来ていた清水はその声に驚く。彼が声を掛けると、美和は来ないでと言った。清水は謝罪してその場を去った。
 後日、楓は履歴書の住所を盗み見て美和の家に訪ねてきた。美和は逃げようとするが、楓の手首のリストバンドが気になり、部屋にあげた。
 一方的に自分の話をする楓と、それを聞きながら無言を貫く美和。そこへ楓の携帯が鳴り、大学の先輩・高井を美和の家に呼んだ。高井は頼まれた買い出しを手に家に現れた。いたたまれなくなった美和は、また神社へ向かった…。
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