| 2019年8月16日公開制作…VOID FILMS
 提供…オーピー映画
 〇スタッフ〇 監督・脚本・編集…山内大輔
 撮影監督…中尾正人
 録音…大塚学
 助監督…小関裕次郎
 ポスター…本田あきら
 音楽・効果…project T&K
 AKASAKA音効
 ラインプロデューサー…江尻 大
 特殊メイクアップ・造形…土肥良成
 特殊メイク・造形…戸塚美早紀
 撮影助手…戸羽正憲
 榮穰
 制作部見習い…松野宏昭
 エキストラ協力…松井理子
 吉原麻貴
 河合夕菜
 有志エキストラの皆さん
 仕上げ…東映ラボ・テック
 ○キャスト○藤子…星川凛々花
 灯里…並木塔子
 りん…玉木くるみ
 江口…安藤ヒロキオ
 三沢…森羅万象
 岩木…ケイチャン
 内見の男…佐々木狂介
 田村…櫻井拓也
 みひろ/女幽霊…長谷川千紗
 | ○物語○不動産屋に勤める江口は、三十代の男性客の要望で中古物件の内見に付き添った。男はトイレ、風呂場、押し入れなどを順番に見て回った。やがてその男が消えると、不思議な現象が起き始めた。冷や汗を流しながらも尚も男を探すうち、彼はとうとうこの世の者とは思えぬモノと遭遇する。真っ白な顔で片側が裂けた髪の長い女が、こちらを見つめ不気味に呻き始めた。
 江口は営業車の中で妻・灯里が作った愛妻弁当を広げ、新入社員・田村に話を聞かせた。あの家は事故物件だったのだと。
 それからしばらく経ったある日。灯里は短い手紙を残し、江口の前から突然姿を消した。以来、江口の生活は荒れ果て、無断欠勤を重ねた結果、解雇された。
 半年ほどが過ぎた。江口は貯金も尽きようとしていたので、寮完備の「三沢解体工業」に世話になることにした。寮には藤子という寮婦がおり、その美しさに目を奪われた。
 廃病院を訪れ、解体計画書に添付する写真を撮影する江口は、そこで数体の女幽霊に遭遇し、襲われる。以前、同じ特徴を持つ女幽霊に襲われたことを思い出した。
 その頃、工場の社長室では、三沢にされるがままの藤子の姿があった。同僚の岩木は、藤子は社長の女だから手を出すなと江口に忠告した。
 数ヶ月前、競馬で勝った岩木はデリヘルを呼んだ。そこに現れたのは藤子で、その時に彼女から語られた不幸な過去を江口は聞かされ…。
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